自分の強みを引き出す4分割ノート術

マインド

あなたは毎日をストレスなく楽しく過ごせていますか?それとも仕事で苦労をしながら、頑張る毎日でしょうか?

「仕事で結果が出ない」「自分に合う仕事が何かわからない」、「何をしたら成長につながるのか見えていない」、「人間関係がうまくいっていない」などなどさまざまな悩みや問題を抱えている人も多いと思います。

一方で同じ仕事をしていても、キラキラと目を輝かせながら結果を出し、自信に満ちあふれながら、上司や同僚からの信頼を勝ち取っている順風満帆な人もいるでしょう。

この2者の違いは一体どこから生まれてくるのでしょうか。

それは「自分が得意なことを活かせるフィールドで働いているかどうか」から生まれています。

自分は何が得意で何が好きかをキチンと知っておくことが何よりも大切なのです。

自分に何が合っていて、何が合っていないのかがわからず、最大限のパフォーマンスを発揮できないままその場所に居続けてしまいます。上司からは怒られ、結果につながらず自分に自信が持てなくなってしまう。

これが他人の意見に翻弄される「他人軸」で生きるということです。逆に自己理解ができていれば「自分の合っていること、合っていないこと」の見極めができるため、「今は大変でも将来は必ず自分にあた場所で最大限の力を発揮するぞ」という「自分軸」の意識が生まれるのです。

実力を最大限発揮できる、これこそが「最高の仕事領域」になります。

あなたという自動車はどんなパーツでできているか?

自分を自動車に例えるとすると、どんな性能を持っていると思いますか?

自動車はハンドル、エンジン、カーナビ、タイヤなど、色々なパーツからできています。そしてタイヤひとつにしても、岩場に強いタイヤ、低燃費なタイヤ、雪道に強いスタッドレスタイヤなど、得意分野が違います。こうした様々な、多種多様なパーツが組み合わさることで一台の車になります。

私たち人間も一人ひとり得意分野が違います。このようにあなたが「どんなパーツで出来ていて、どういう分野を得意としているのか」を分解して考えてみると、自分のことがよく見えてくるのです。

「あなた」という車の特徴は、次のような要素で構成されています。

  • カーナビ=人生のゴール=「夢・目的」
  • ハンドル=方向を決める=「人生の方向性、価値観」
  • タイヤ=前に進むために使う=「強み、スキル(得意なこと)
  • エンジン=前に進むための推進力=「やりきる力、やりたい理由」
  • ガソリン=前に進むためのエネルギー=「思いの強さ」

もしあなたが頑張っても成果が出なくて行き詰まってると感じるなら、それはスポーツカーで険しい山道を走ろうとしている状態です。

自分のことを知ればもっと楽に走れますよ!

誰でも「強み」にできるものがある

多くの人は、「自信がない」に加えて、自分の「強みがわからない」と言います。先ほども言ったように、「強み」と言うのは他者との比較からくる言葉なので、「他者よりも少しでも劣っていると、強みだと言えない」と考えている人が非常に多いのです。

でもそれは違います。

それを言い出すと一番でないと「強み」と言ってはいけないことになってしまいます。

「自分の強み」が何かわからないと感じている人は、ぜひ「自分の強み」を「自分が自信のあること」に置き換えてみてください。

あなたには強みがないでのはなく、何を強みと表現していいか気づいていないだけなのです。

成長する目標は3段階で考える

「こうなりたい」という目標を、周りに伝える

仕事で自分が成長するためには、まず「自分がこうなりた」、「これを成し遂げたい」という目標設定が必要不可欠です。人は向かう方向が明確になっていないと漠然と意味のない時間を過ごしてしまいがちだからです。

そして目標を決めた後、その目標をより達成しやすくなる秘訣が次の3つです。

  • 紙に書くこと!
  • SNSで言うこと!
  • まわりの知人に言いまくること!

とにかく目標を自分の中にとどめておかず、まわりに言いまくってください。

あなたが口に出さなければ、こうしたまわりの人の協力を得られることはないだろうと考えると、間違いなく「まわりに伝えることで、目標がより実現に近づく」のです。

コミュニケーションは、「何を話すか」より「どう伝えるか」で決まる

自分の得意なフィールドで実力を発揮するには、まわりの人とのコミュニケーションをとり、お互いの価値観や仕事への向き合い方、考え方を知ることで、信頼関係を築く必要があります。

◯上司のとらえ方で仕事はガラリと変わる

どんな人とどんなふうに関わるかは、自分の力を発揮し、望み通りのポジションに到着するための大切な要素です。人との関わり方で、あなたの仕事や人生のポジションも大きく変わってきます。

ですから、たくさんの人との出会い、話してほしいと思うわけですが、その第一歩となる最も短な存在が、実は上司です。

若い人と話をしていると、上司という存在にネガティブな印象を抱いている人が多いことに気づきます。

改めて上司との関係をつぎのようにとらえてみてほしいのです。

上司との関係

1、上司は敵ではなく、同じ目標達成に向かって協力する「味方」である

2、組織を率いるリーダーの考え方に触れることで、自分の視座が上がる

3、上司と話すことを仕事とらえず、コミュニケーションととらえる

4、あなたのやりたいことを叶える力になってくれる存在である

上司に心理的な壁を作ってしまったり、腹を割って話せないという気持ちも分かります。

しかし、理解を改めてほしいのですが、上司は敵ではありません。上司とは同じチームであなたと同じゴールを一生懸命目指している「味方」なのです。

仕事とは自分一人でするものではなく、チームで動くもの。野球でもサッカーでもチームの仲間を信頼しなければいい試合ができないように、あなたの上司も同僚も、同じ目標の達成に向けて互いに信頼し、力を合わせて働く仲間です。「敵だ」と思ってしまったら、相談も協力も何もできません。それでは仕事もうまくいかなくなります。

逆に上司と信頼しあえる関係性になることができれば、仕事がよりスムーズに進み、なおかつあなた自身がやりたいことができるような評価をもらえるはずです。

最高の仕事領域(スイート・スポット)

多くの方が人生の時間を費やすのは「仕事」です。悩みや問題を抱えることなく、自分が得意で好きなことを活かせる「最高の仕事領域」にどのように到着するかという視点から述べてきました。

特に今苦しんでいる人たちは、自分に合わないとところにいることすら、気づいていない人も多いのではないかと思います。自分の頑張りが足りないからだと自らを責め、知らないうちに泥沼にハマっているのではないでしょうか。

「まず自分がいる場所を変えなければいけないんだ」と気づいてくださるだけでも価値があると思います。

「自分が働きやすく、もっともパフォーマンスが出せる環境」に少しでも近づいて欲しいです。

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