「セルフコーチング」は、シンプルながらとてもパワフルな自己改革メソッドです。
そのポイントは「自分にいい質問を投げかける」こと!!!
いい質問はいい気づきや学びをもたらしてくれます。
それが時として一瞬で自分をガラリと変えてくれることもあるのです。
あなたがあなた自身の「よき相談相手」になろう
いま、あなたには、「どうにかしたい」「解決したい」と思っている悩みや問題がありますか?
きっと一つや二つは、すぐに思い浮かぶのではないでしょうか。
私たちは日々、大小さまざま悩みや問題を抱えて生きています。
そして、それらを解決していかなければなりません。
ではその「解決方法」はどのように見つけたらいいのでしょうか?
一つは、「誰かにアドバイスをもらう」という方法があります。
あなたには心から信頼して何でも話せる相談相手はいますか?もしいるならば、あなたはとても幸せです。一方で「そんな人はいない」という方もいるかも知れません。
どうすればいいのか?
あなた自身が、あなたにとってよき相談相手になればいいのです。
セルフコーチングとは、まさにあなたがあなた自身の最高の相談相手になるためのスキルなのです。
コーチとは、英語で「馬車」のこと
「コーチング」とはそもそも何か?
「コーチング」や「コーチ」と聞くと、何を思い浮かべますか?
スポーツの世界を思い浮かべるかも知れませんね。
そもそもコーチとは英語で馬車のこと。乗客を目的地まで送り届けるそうの役割から、相手の目標達成をサポートする人のことを「コーチ」と呼ぶようになったと言われています。
セルフコーチングとは、コーチがいれば投げかけてくれる質問を自分自身で行、他人からのサポートを受けることなく、考えを整理したり、自分の行動を決めたりするためのスキルです。
セルフコーチングを行うメリットには、次の4つが挙げられます。
①自分にとって本当に大切な答えを発見できる
②モヤモヤと悩んでいる時間をなくし、行動を起こせるようになる
③いままで考えもつかなかったアイデアが湧いてくる
④仕事を効率的に進めることができ、目標達成が早くなる
セルフコーチングを行うにあたって重要なことは「答えは必ずある」と信じて取り組むことです。
ここでいう答えには大きく分けて2つの意味があります。
一つは「ズバリの答え」のことです。
もう一つは「ズバリの答え」が見つからない場合に「どのような考え方をするのか、どんな行動をとるのか」という答えです。
現代のように変化のスピードが速く、多様かつ複雑な社会においては、「ズバリの答え」がない中ですすんでいかなければならないことが圧倒的に多いと思います。
だからこそ、「答えは必ずある」と信じ、考え、行動することが必要です。
そしてそのために役立つのがセルフコーチングスキルなのです。
変わるのは、「とにかく、やってみる力」
人はどうすれば「行動」を起こすのか?
何かを変えたい、変わりたい、そう思った時、必要不可欠なのは「行動」です。
多くの人はの「こうしたい」「こうなりたい」という自己実現の願いは「考える」ばかりが先行して、なかなか行動に移せない人も少なくありません。
考えがいくら立派でも、行動が伴わなければ、変化も、成長も起こりようがないのです。
大事なのは「今すぐできることは何か」を見つけること。
些細なことでいいから、とにかくやってみる。これに尽きます。
「もし、自分でない人がこれをやったら後悔しないか?」と自問自答してみると、背中を押すきっかけになるかも知れません。
人付き合いが、断然うまくいくコツ
人間関係では、特に仕事がからんだ相手となると、相性が合わないとわかっていても、日々向き合わなければならないケースは多々あり、必要以上に神経をすり減らすことになります。
そこで、つらい人間関係をセルフコーチングによってどう解決していくのかという話ですが、要となるのは「まずは受け止める」という姿勢です。
意見や価値観の違う人を「受け入れる」のは大きなストレスになります。だからといって「イヤです」「あなたが間違っています」と拒絶してしまうと、相手がストレスを感じるでしょう。
こうしたやり方で、人間関係が良くなるとは思えません。
そこで受け止めるのです。
「自分の意見とは違うけれど、あなたの意見はそうなんですね」と考えます。
受け入れなくてもいいのが前提なので自分にもストレスはかからないし、相手も「とりあえず聞いてくれた」と思いますからストレスがありません。
これができると人間関係の悩みもラクになっていくのではと思います。
これをふまえた上で、セルフコーチングによって、人間関係が今よりずっとラクになる方法をお伝えしていこうと思います。
あの人、この人の「トリセツ」をつくる
この人の「トリセツ」にはどんな注意書きが書いてある?と考えてみるのはどうでしょう。
取扱説明書を作るつもりで、相手を観察してみるのです。
「この人が興味を持っていることはなんだろう?」
「この人が私に期待していることはなんだろう?
「この人は何が好きで、何が嫌いなんだろう?」など
相手のトリセツがあると、ムダに疲れなくなります。
関心を寄せるとは何も、「好きになろう」という意味ではありません。
苦手だからといってその人の言動を見てみぬふりをしていると、何も知ることは出来ないし、対処法もわかりません。
取り扱い方法、つまりコツが分かっていると、「ムダなエネルギー」をかけずに済むことも多いのです。
一瞬で「やる気」に火をつけるテクニック
「自分の内側からモチベーションをあげる方法」
例えば、人を楽しい気持ちにさせたいとき一番いい方法はなんでしょうか?
それは、「楽しかったときの思い出を語ってもらう」ことです。
同じように、相手のモチベーションを上げさせる一番簡単な方法はモチベーションが上がった時のことを思い出させることです。
さらにその時の話を興味深く聞いてあげると、相手のモチベーションはどんどん上がっていきます。
この「楽しかった時のことを思い出させる」ための問いかけを、自分で自分にどうやっていくのか
セルフコーチングのスキルはそのために役立つのです。
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